水道局の災害対策 (施設、資機材等)

災害に備えて

岡山市は自然、環境に恵まれており、災害の少ない都市として知られています。しかし、大規模地震などの災害時に断水した場合の影響は計り知れないものがあります。そこで、断水などの被害を最小限に抑え、飲料水を確保するため次のような防災対策をしています。

浄水場などの耐震化

矢原第2配水池の給水タンクの写真

矢原第2配水池

老朽化した浄水場などの施設を計画的に更新し、耐震化を進めます。また、配水池の2槽化、2池化や緊急遮断弁の設置を行い、応急給水のための水を確保できるようにしています。

水道管路の耐震化

管路機能評価(注釈) に基づき、老朽化した水道管を計画的に更新し、耐震化を進めます。特に医療施設や避難所、災害対策本部が設置される市役所などの重要給水施設に至る管路を重点的に耐震化します。

(注釈)管路機能評価
更新の優先順位を示すため、管路を老朽度や重要度から総合的に評価する手法

1本の水道管の前部の写真
6本ほどの水道管が並べて置いてある写真
地下に埋まっている水道管の工事をしている写真

資機材の充実

応急給水車の写真

給水車

平成8年度から給水車の配備を始め、タンク容量3,700リットルが1台、2,000リットルが5台、1,800リットルが1台、1,700リットルが1台の計8台になりました。それぞれ、毎分200~300リットルの給水能力を持つポンプを内蔵して、すばやい給水ができるようになっています。中、東、西の各管路整備課、給水課、北事業所及び三野浄水場に配備しています。平常時には水道工事に伴う濁水等の際にも活躍しています。

この記事に関するお問い合わせ先

総務部 企画総務課 総務係
〒700-0914 岡山市北区鹿田町二丁目1番1号

電話:086-234-5906 ファックス:086-221-8907