水道水における有機フッ素化合物(PFAS)について

 岡山市水道局では、市内浄水場の原水、浄水池及び給水栓について、有機フッ素化合物(PFAS)の一種であるPFOS及びPFOAを令和2年12月から年2回検査しています(令和2年は年1回)。

 水道局の検査では、PFOS及びPFOAについて令和2年12月から現在まで暫定目標値(PFOS及びPFOAの合計 50ng/L以下)を超過している地点はありませんので、引き続き水道水を安心してご利用いただけます。

 水質管理目標設定項目の検査結果は、前年度分までを水質試験年報として水道局のホームページで公表しています。岡山県広域水道企業団及び岡山県南部水道企業団からの受水分についても、同様に検査し公表しています。

 水道局では今後も国の動向を注視し、有機フッ素化合物(PFAS)のうち新たなものが水質管理目標設定項目や要検討項目に追加された場合には、検査を実施できる体制を整え監視していくこととしています。

(令和6年4月4日更新)

現在、宇甘川下流に位置する宇垣浄水場系の監視を強化しています。
以下のとおり、現在まで暫定目標値を超過していないことを確認しています。

10月以降の宇垣浄水場系の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)検査結果について
  原水(金川取水井) 浄水(虎倉給水栓)
令和5年10月26日 6ng/L 11ng/L
令和5年11月28日 6ng/L 7ng/L
令和5年12月25日 11ng/L 8ng/L
令和6年1月22日 10ng/L 8ng/L
令和6年2月28日 14ng/L 10ng/L
令和6年3月26日 16ng/L 9ng/L

暫定目標値:PFOS及びPFOAの合計で50ng/L以下

この記事に関するお問い合わせ先

配水部 水質試験所
〒700-0802 岡山市北区三野一丁目2番1号

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