日本遺産「桃太郎伝説の生まれたまち おかやま」とは

吉備津彦今日は僕が活躍した「桃太郎伝説」をスイスイくんに紹介するよ!
ちなみに、僕は「吉備津彦(きびつひこ)」と言います。
みんなが良く知っている童話「桃太郎」に出てくる桃太郎のモデルともいわれているんだ。 

温羅


おいおい、俺も活躍したんだぞ!
俺は「温羅(うら)」だ。
あまり嬉しくはないが「桃太郎」に出てくる「鬼」のモデルと言われているんだ。
鬼と言われるのは心外だがな!

 

スイスイ君

 
ふたりは仲が良いんだね。
僕は水道ぼうやの「スイスイくん」だよ。
それじゃあ、ふたりとも説明をよろしく。

 

吉備津彦の幼少期

鉄蓋僕は昔から弓が得意で、山賊から妹を守るた吉備津彦め、
2本の矢を重ねて放ち、同時に2つの桃を射抜いたことがあるんだ。
鉄蓋はその場面をイメージしたデザインになっているよ。

スイスイ君

 

2つの桃を同時に射抜くなんてすごい。

 

吉備津彦               
  この出来事をきっかけに僕は桃を守り神として大切にしたんだ。
そのため、みんなからは「桃太郎」と呼ばれるようになったんだ。
 

吉備津彦と温羅の戦い

鉄蓋 吉備津彦

弓の腕を磨いていた僕は、吉備の国で鬼が村人を苦しめているという噂を聞いて、家来と鬼退治に行ったんだ。
 

温羅
俺は4メートル以上の大きさの人を食べる鬼などと言われ、大和の国ではとても恐れられていた。
もちろん、俺は鬼ではなく、大切な吉備の国と愛する村人を守るため、吉備津彦たちと戦った。

スイスイ君

温羅に対する恐ろしさが、
黒い巨大な影としてデザインに反映されているね。

 

吉備津彦の後悔と温羅の思い

温羅を吉備津彦打ち倒した僕は、温羅と同じ村で暮らしていた阿曽男から、温羅を慕う姉の阿曽媛や村人の話を聞いて、すごく後悔したんだ。
 

温羅
俺たちは、お互い国のために戦っただけだ。
違う形で出会えていたら、友人になれただろうな。
 

鉄蓋

 

吉備津彦

僕は温羅に吉備の国の人々の幸せのために身を尽くすと誓った。その証として「吉備津彦」と名乗ることにしたんだ。

温羅

     俺は吉凶を知らせる占いをして、
吉備の国の人々の幸せを見守ることにしたんだ。

スイスイ君
 吉備の国を思うふたりの思いが鉄蓋にデザインされているね。
 ふたりとも、吉備の国を守ってくれてありがとう!

 

「桃太郎伝説」を見てみよう

吉備津彦
 実は、僕たちの物語の舞台を実際に見て回ることができるんだ。
 舞台となっていた場所などが載っているホームページを紹介するよ!

 

吉備津彦と温羅

画像をクリックで絵本のページに移動

温羅
俺たちの物語を詳しく知りたかったら、
この絵本を読んでみてくれ!

 

スイスイ君
ふたりともありがとう。
早速絵本を読んで、物語の舞台に行ってみるよ!

 

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