水道がなかったころ

着物を着た女性二人が、川で洗濯や食器を洗っているイラスト

川の水や井戸 (いど) 水が、飲み水、せんたく、食器 (しょっき) あらいなどの生活に使われていました。江戸時代 (今から300年前) 以後 (いご) 、町では飲み水が少なかったので、西川や旭川 (あさひがわ) の水をこして売りにくる人がいました。

女性が井戸から水を汲んでいるイラスト
笠を被った男性が水の入った桶を棒の両端に下げて肩に担いでいるイラストと、荷台に水を乗せ「み~ず~み~ず~」と言っている水売りの男性のイラスト

1902年の岡山市のけんさでは、2,207の井戸のうち、飲み水になるものは、わずか50しかありませんでした。

伝染病 (でんせんびょう)

子供を抱えて家から離れていっている人々のイラスト

1895年に大流行したコレラ。
当時のようすを伝える絵。

川の水や井戸水をそのまま飲み水にしていたので、おそろしい病気がはやることがありました。1893年~1894年には赤 (せきり) で138名もの人が死亡 (しぼう) し、1895年にはコレラで414人もの人が死亡しました。

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